水素吸入

水素吸入療法とは？｜【小牧】ハンズ鍼灸接骨院小牧院

水素吸入療法は、水素ガスを吸入することによって行われる治療法です。水素は非常に小さな分子であり、体内に取り込まれやすく、細胞や組織に素早く浸透します。この治療法では、特別な機器を使用して水素ガスを生成し、それを吸入することで身体全体に水素を供給します。

水素吸入療法の主な目的は、抗酸化作用を利用して細胞や組織を保護し、さまざまな疾患や症状の改善を促すことです。水素は活性酸素やフリーラジカルなどの有害な酸化物質と反応し、その活性を中和することで細胞を保護します。これにより、炎症や酸化ストレスの軽減、細胞の損傷や老化の抑制などが期待されます。

水素吸入療法は、様々な疾患や症状の治療や予防に使用されています。特に、慢性疾患や炎症性疾患、神経変性疾患、皮膚トラブル、疲労回復などに対して効果が期待されています。

身体内で、普段の呼吸によって、“活性酸素”が自然に生成されています。

通常の酸素の一部が呼吸によって取り込まれると、その一部は”活性化”され、活性酸素に変わります。酸素の数％が活性酸素に変換されると推定されています。活性酸素は、体内の代謝過程でさまざまな成分と反応し、過剰になると”細胞傷害”を引き起こします。

活性酸素には、善玉と悪玉の2つのタイプがあります。

外部から侵入した細菌や微生物を殺菌・除去する役割を果たし、神経伝達や血管新生、免疫力向上など、生命維持に必要なものです。

非常に強力な酸化力を持ち、細胞に損傷を与えて体を酸化させ、病気や老化を促進させる有害な活性酸素です。

この善玉と悪玉の活性酸素は、水素との関係があります。

善玉活性酸素と水素は、お互いに反応しない性質を持ちますが、悪玉活性酸素は水素と反応しやすい性質を持っています。したがって、反応が起こりにくい善玉活性酸素と水素は反応せず、吸着力の強い悪玉活性酸素とのみ水素が反応して無害な水に変化します。

水素吸入療法は、水素を吸入することで身体にさまざまな効果が期待されます。その主な効果には以下のようなものがあります：

抗酸化作用: 水素は強力な抗酸化物質であり、体内の活性酸素やフリーラジカルを中和して酸化ストレスを軽減します。これにより細胞や組織の酸化ダメージを抑制し、細胞の健康を保ちます。
炎症の軽減: 水素吸入は炎症を抑制する効果があります。炎症はさまざまな病気や慢性疾患の原因となることがありますが、水素吸入によって炎症反応が抑制されることで、症状の軽減や改善が期待されます。
細胞の活性化: 水素は細胞のエネルギー代謝を促進し、細胞の活性化をサポートします。これにより、組織や臓器の機能が向上し、身体全体の健康が促進されます。
鎮痛効果: 水素吸入は痛みや不快感を軽減する効果があります。神経系や疼痛伝達に関与する物質の活性を抑制することで、痛みの感覚が和らぎます。
免疫力の向上: 水素吸入は免疫系の活性化を促進し、抵抗力を高める助けとなります。これにより、感染症や病気に対する防御能力が向上します。

水素吸入の効果は個人によって異なる場合がありますが、定期的な使用や適切な方法で行われる場合、多くの人にとって有益な結果が得られるとされています。

・生活習慣病（高血圧、動脈硬化、糖尿病など）

・循環器疾患（心筋梗塞、血栓症など）

・脳血管疾患（脳卒中、脳梗塞など）

・神経疾患（認知症、パーキンソン病など）

・肝臓疾患（各種肝炎、肝硬変など）

・アレルギー疾患（アトピー性皮膚炎、花粉症など）

・自己免疫疾患（リウマチ、クローン病など）

・がんおよび抗がん剤の副作用軽減

・その他の疾患（呼吸器疾患、眼疾患、歯周病など）

・疲労回復、冷え性・筋肉痛、関節炎

・肌トラブル（しみ、しわ、荒れ、白髪）

・肥満

水素ガス吸入療法は国の先進医療Bに認定されており、今後さらなる研究により、様々な結果をもたらすと言われています